top of page
ライブ・舞台
6.1chスピーカーでのライブを例にした音声信号フロー
ライブや舞台でHPLのバイノーラルプロセッシングがなぜ必要なのか? と思うことでしょう。
最近はサラウンドライブも増え始めてきましたが、特に舞台音響ではその作品に応じたスピーカー配置がなされ、それがサラウンドであることも少なくありません。
音はスタジオである程度仕上げるものの、最終的にはその会場で音の定位などを確認し修正していく作業が必要です。
しかし、現場での作業時間には限りがあります。
さらにその時間内も常に音を出していられるわけではありません。
そんな時、HPLプロセッシングによりヘッドフォンでサラウンドモニタリングを行えば、待ち時間を利用し修正作業を進めることができます。
また、ヘッドフォン内のスタジオと同等に整ったサラウンドバランスと、会場でのスピーカー再生によるバランス、音色の違いなど、様々な確認を行うことも出来ます。
この様にバーチャルスタジオとしてHPLをライブや舞台の現場に導入することは、現場での時間の使い方と言う面で大変有効です。
さらに昨今注目されているのがライブ配信。
ライブ会場のサウンドは、とても2Mixで納められるような音ではありません。
会場とは区別して、配信を聴く視聴者に対しどの様なライブサウンドを届けるのか?
そうした検討の後築かれるサラウンドサウンドをHPLによりヘッドフォン内に実現し、視聴者に楽しんでもらうことができます。
-使用事例-
ELEVENPLAY x Rhizomatiks - border 2021
蓮沼執太フィル - #フィルAPIスパイラル-オンライン公演
bottom of page