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22.2ch
HPL 22.2ch制作

-写真上-

Lenna 22.2chスピーカー再生展示

山口情報芸術センター[YCAM]

-写真下-

Lenna 無響室2スピーカー再生展示

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

Lenna 22.2chファイル無料配布

スーパーハイビジョンの音声企画である22.2chサラウンドフォーマット。

このフォーマットは「聴けない」(スピーカーが置けないため)、「作れない」(スタジオが限られているため)と言われています。
しかしそんなフォーマットですら、ちょっとした工夫で制作することは出来るのです。

この写真の作品(Lenna - Miyu Hosoi)は、22.2chスピーカー設備を持ったスタジオを使用せず、HPLプロセッシングによる仮想22.2chのヘッドフォン環境でミックスを行い制作されました。

それにより完成した22.2chの作品は、そのままヘッドフォンで楽しめるのはもちろん、22.2chスピーカー再生でも楽しむことが出来ます。
さらにはHPL化された音源をヘッドフォンではなく2スピーカーで再生し、疑似22.2chサラウンドと言う体験も提供しています。

この様にHPLプロセッシングを使用することで、22.2chサラウンドの作品は制作することも受聴することも簡単に実現できてしまいます。

これは22.2chに限らず、5.1chや9.1chなど、サラウンド制作が共通して抱える問題を解決する一つの方法です。

そしてこのヘッドフォンで制作されたLennaの22.2ch音源(24chファイル)は、どなたでもお試しいただけるようクリエイティブコモンズの条件下で無料配布されています。

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