HPL Processing
ABOUT
HPL (HeadPhoneListening)は
2chステレオから22.2chサラウンドと言ったあらゆるサウンドフォーマットを
ヘッドフォン&イヤフォンで体験することができる
特に音楽再生を考慮した高音質バイノーラルプロセッシング技術です。
従来の演出的なバイノーラルプロセッシングとは異なり
スタジオにおいてスピーカーモニタリングにより整えられたサウンド(=作品)を
出来る限りそのままリスナーの耳へ届けることを目的とし
色付けや音色変化を生むような信号処理を行わないことで
高音質なバイノーラルサウンドを実現しています。
ヘッドフォンでの音楽リスニングにおいてなぜバイノーラル化が必要なのか?
スタジオのスピーカーでモニタリングしミックスした音楽を
ヘッドフォンやイヤホンでそのまま聴くとこのようなになります。
音楽を聴く際にスピーカーは真横に置いたりしませんよね?
もしその様に配置してしまうと、センターの音が中抜けとなり
且つ極端に左右へ開いた音場となってしまいます。
センターの音がまとまっていないと音楽のノリが損なわれ気持ち良さが半減します。
これまでヘッドフォンではそんな音を聴いていたことになります。
バイノーラルプロセッシング技術は
ヘッドフォンやイヤホンでスピーカーの定位を実現することができます。
HPLはそのスピーカー定位を極力色付けや音質劣化を抑えた上で実現し
本来のサウンドをヘッドフォンやイヤホンに再現しています。
2chはもちろん5.1chも。
7.1chや9.1ch、そして22.2chでさえもです。
それによりもたらされるものは2つ
「誰もがサラウンド作品を気軽に楽しめるようになる」
「エンジニアのサラウンド制作をサポート出来る」
この2つです。
放送、配信、音源制作、インスタレーション、etc
HPLプロセッシングはより良い音環境を提供します。
HPLのサウンドをチェックしよう!
WORKS
サラウンドを「作る」
スピーカーを設置しづらい環境下でのサラウンドモニターとして
HPLプロセッシングによるヘッドフォンミックスは
制作現場において実際に役立っています。
サラウンドを「聴く」
22.2chまでのサラウンド音声をリアルタイム変換し
テレビやラジオ放送、インターネット配信など
積極的にリスナーのもとへサラウンドを届けています。
ハイレゾ音源制作
サラウンド番組制作
スポーツ中継
ライブ・舞台
22.2ch
VR
AWARDS
HPLは多くの受賞作品の音声に採用されています。
2021
YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from YAKUSHIMA
Canne Lions 2021 Digital Craft部門 Bronze賞
border2021 ELEVENPLAY x Rhizomatiks
STARTS Prize'21 Honorary Mention賞
evala 「聴象発景 in Rittor Base - HPL ver」
Prix Ars Electronica 2021 Digital Musics & Sound Art 部門 栄誉賞
2020
細井美裕 Lenna
第23回文化庁メディア芸術祭アート部門 新人賞受賞
第26回日本プロ音楽録音賞 ハイレゾリューション部門 優秀賞
第26回日本プロ音楽録音賞 ニュープロミネントマスター賞
2019
Stradivarius: Timeless Journey
Spikes Asia 2019 Digital Craft部門 グランプリ
PRODUCTS
RA-6010-HPL (Airfolc社製)
業務用HPLプロセッサー
2chから22.2chまでの入力信号をリアルタイムに
バイノーラル処理し、2chで出力。
詳細はこちら
HPL Processor(NovoNotes製)
2ch~22.2chをリアルタイムにバイノーラル処理し
ヘッドフォンに最適なモニタリング環境を作るプラグイン。
詳細はこちら
3DX(NovoNotes製)
前後左右上下遠近を自在に操る3Dパンニングプラグイン
Ambisonicsにも対応し、マルチchの出力からHPLによる
バイノーラル出力まで現代の立体音響制作ツールのリファレンスとなるプラグイン。
詳細はこちら
CONTACT
HPLに関するお問い合わせ、御社製品への組み込みのご相談など、お気軽にお問い合わせください